妻のみづきと出会ったのは社会人になってからだった。
告白もプロポーズも僕からだった。
プロポーズは、みづきが欲しがっていた大きなくまのぬいぐるみとバラの花束を用意してプロポーズをした。
あの時のみづきの笑顔は一生忘れられないし、僕は一生みづきを大切にしようと心に誓った。
そんな事もあり、今僕たち夫婦は平凡な日々を送っている。
だけどそんな平和な日はある1日の出来事ですべて変わった──
僕の兄が数日間、僕たち夫婦の家に泊まることになった。
転勤が決まり、新しい新居が決まるまでのほんの数日だった。
僕は兄が好きだから、久しぶりに会えたことが嬉しかった。嬉しかったのに…
見てしまったんだ。
兄とみづきがSEXをしているところを──
怒りや悲しみを本当は爆発させるべきだったのだろう。
だけど僕は勃起していた。興奮してしまったんだ。
大好きなみづきが僕の兄によって乱されている姿を見て。
みづきのあんな顔、見たことない。
みづきのあんな声、聞いた事ない。
僕はもっと近くで兄に寝取られているみづきが見たくなってしまった。
不倫SEXに夢中の2人が見たくなってしまった。
どうしたら近くで見られるのだろう。
そうだ…
プロポーズの時にプレゼントしたぬいぐるみ
この中に入れば僕はみづきと兄の不倫SEXを間近で見ることが出来る───
※この作品はバイノーラル録音されておりますが、視点移動により音声が連動するものではありません。